建築用、窓ガラスフィルムの寿命は半永久的ではありません。
窓に施工済みのガラスフィルムは年月の経過により、紫外線と湿度、熱などの影響で徐々に劣化が進みます。ガラス面のフィルムの剥がれや白っぽい濁りなどが確認できる場合、フィルムの劣化が進行しています。
一旦、窓にガラスフィルムを貼ると、将来的に劣化したフィルムの剥がしや貼り替えの時期を迎えます。
そこで、フィルムの劣化と劣化フィルムの剥がし方、注意点について解説します。また、フィルム剥がしとフィルムの貼り替え、貼り直しをプロに依頼する際のお得なプランも合わせてご案内します。
窓ガラスフィルムの劣化

飛散防止フィルム、UVカットフィルム、遮熱フィルム、遮熱断熱フィルム、目隠しフィルムなどの窓ガラスフィルムは経年劣化により、次のような現象が見られるようになります。
・フィルムの剥がれ
・フィルムの波打ち
・白色化
・黄色化
劣化したガラスフィルムの問題点
窓ガラスフィルムの劣化具合は諸条件によって変わってきます。フィルムの劣化が進んでくると、次のような問題が出てきます。
・窓ガラスの美観と視界の悪化
・フィルムの各種機能性の低下
・ガラス飛散防止効果の低下
よって、劣化フィルムのフィルム剥がしや貼り替えを検討することになります。
劣化フィルムの剥がし作業
次のような場合、ガラスフィルムの剥がし作業が必要です。
・ガラスフィルムの劣化。
・店舗やオフィスの改装、移転、閉店。
・賃貸物件を解約する際の現状回復義務。
・ガラスフィルムの貼り替え。
窓ガラスフィルムの剥がし方
【1】ガラスフィルムを剥がすには、フィルムの直角部分にマイナスドライバーなどを差し込んでフィルムを起こします。
【2】500ml前後のスプレーボトルに水を入れ、その中に中性洗剤を数滴入れます。
【3】ガラスと剥がしたフィルムの間に液体をスプレーしながら、徐々にフィルムを剥がしていきます。この時、スクレーパーがあると便利ではあるものの、取り扱いに注意が必要です。
【取扱注意】
スクレーパーはとても切れ味が鋭い刃物です。プロでも細心の注意を払いながら、スクレーパーで作業します。ちょっとしたスクレーパーの取り扱いミスにより、刃が指や手に食い込んでしまうと、出血がなかなか止まらない場合があります。くれぐれもスクレーパーの取り扱いにはご注意ください。
【4】ガラス面に強固に付着しているフィルムの粘着剤を繰り返し除去します。わずかでも粘着剤が残っていると、新しいガラスフィルムを貼っても綺麗に仕上がりません。
【5】ゴムワイパーでガラスをクリーニングして仕上げます。
ガラスフィルム剥がし作業が面倒で難しい方へ
窓ガラスに貼り付けてあるガラスフィルムを無理矢理剥がそうとすると、フィルムが破れたり、粘着剤がガラス面に残ってしまう場合があります。
また、一般の方がカッターなどを使用してガラス面に固着しているフィルムを剥がそうとすると、指先をケガしたり、ガラス面にキズを付けてしまうリスクがあります。
施工後、かなり年数が経過しているガラスフィルムは変質しているため、フィルムの剥離と粘着剤の除去作業が容易ではない場合もあります。
フィルムの劣化状況によっては、業者がわずか1m2のフィルムを剥がすだけでも、1~2時間を要する場合があります。フィルム剥がしはプロ業者泣かせの作業です。
窓ガラスフィルムの剥がし作業はフィルム施工に比べて、何倍も労力がかかり、中には苦行が何時間も続く場合もあります。この間、スクレーパーの刃の切れ味が悪化していくため、何回も刃を新品に交換します。
以上のような理由があり、窓ガラスフィルム施工の専門業者さんの中で、積極的にフィルム剥がし作業を請け負っている業者は少数派でしょう。
お客様が窓ガラスフィルム業者にフィルム剥がしについて相談しても、やんわりと断られてしまう場合もあるでしょう。概ね、フィルム剥がし作業とガラスフィルム貼り替えのセットであれば、業者さんは引き受けてくれます。
当店にご相談ください

ガラスフィルムの剥がし作業は当店にご相談ください。
誰かが窓にガラスフィルムを貼り付けた以上、いつか将来、フィルムを剥がす必要性が出てきます。
「賃貸物件を解約するので、フィルムを剥がしたい。」
「フィルムが劣化してきて見苦しいから剥がしたい。」
「フィルムの貼り替えを頼みたい。」
社会にニーズがある以上、それに応えるのが仕事であり、人です。人が嫌がる仕事であっても、誰かがやらなければならない時があります。
そして、業者がフィルムを貼りっぱなしで、それ以降、フィルム剥がしに非協力的では、フィルム施工業界の健全な発展は望めないと当店は思うのです。
当店は、ガラスフィルムの状態にもよるものの、約2時間から半日かけて徐々にフィルムを剥がしていきます。フィルムの剥離面積が広いほど剥離作業に時間を要するため、その点はご理解ください。
ガラスフィルム剥がし作業料金
ガラスフィルムの面積 | 作業料金 |
3m2以下 | 基本料金20,000円 (税込22,000円) |
3m2超 | 基本料金 + 1m2につき3,000円 (税込3,300円) |
御見積の一例
リビングの掃き出し窓が4枚でガラスサイズが横:0.765m×縦:1.907mの場合、ガラス(フィルム)の面積は5.84m2。
0.765m×1.907m×4枚≒5.84m2
【お見積り価格】
20,000円+(5.84m2-3m2)×3,000円=28,520円(税込31,372円)
フィルム剥がし作業、ご対応エリア
上記料金の対象エリアは静岡県浜松市(中区、西区、南区、北区、浜北区)(天竜区を除く)、湖西市、磐田市、周智郡森町、袋井市、掛川市。
次のエリアのお客様はお問い合わせください。
静岡県菊川市、御前崎市、牧之原市、静岡市(駿河区、清水区、葵区)、沼津市、熱海市、三島市、富士宮市、伊東市、島田市、富士市、焼津市、藤枝市、御殿場市、下田市、裾野市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、清水町、長泉町、小山町、吉田町、川根本町。
愛知県東部。
標準的な窓の面積
掃き出し窓
掃き出し窓とは、リビングなどに設置されている窓。窓の最下部が床に接しているタイプの窓です。

窓の種類 | 標準的な窓の面積 |
掃き出し窓 | 3~8m2 |
腰高窓
腰高窓とは、壁の中央部分に設置されている窓。成人の腰の高さに設置されている窓です。

窓の種類 | 標準的な窓の面積 |
腰高窓 | 1.5~2m2 |
ガラスフィルム剥がし作業の流れ
まずは、ページ下段の[お問い合わせ]ボタンからお問い合わせください。郵便番号も合わせてお知らせください。
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現地調査をさせていただき、ガラスフィルム(窓ガラス)の縦、横サイズを採寸いたします。
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御見積書のご送付。
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ガラスフィルム剥がし作業のご用命。
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ご予約の当日、当店がガラスフィルムの剥がし作業。
ガラスフィルム貼り替え”お得プラン”
当店でガラスフィルムの貼り替えをご希望の場合、ガラスフィルム剥がし作業の基本料金を「50%OFF」とさせていただきます。
ガラスフィルム剥がし基本料金20,000円(税込22,000円)
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【基本料金50%OFF】10,000円(税込11,000円)
お客様に還元
ガラスフィルムの剥がし作業だけでも、フィルム施工だけでも、共に職人の移動経費と人工代がかかります。ガラスフィルムの剥がし作業とフィルム施工をセットで行うことで、当店の経費が削減できます。
つきまして、その分をお客様に還元させていただきます。
フィルム貼り替え、ご対応エリア
ガラスフィルムの貼り替え施工可能エリアは静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県等。詳細はこちら。