家づくりで要注意のルーバー窓/ジャロジー窓のメリット,デメリット

ルーバー窓/ジャロジー窓のメリット,デメリット 窓ガラスフィルム-ブログ
この記事は約6分で読めます。

当ブログの管理人は一戸建て住宅を一目見て、築年数が何年なのかおおよその見当が付きます。

もちろん、誰が見ても築年数が10年以内の家は築浅物件に見えます。家の周囲の外構コンクリートなども、それほど汚れていません。

その後、建物と外構は年数経過により、くすんできたり汚れが目立ってきます。家の手入れが悪いと、劣化部分が目立ってきます。

定期的に外壁塗装が行われているメンテナンスの良い一戸建て住宅は、見た目は新築物件と比べて大きな違いはありません。

しかし、家の外観、デザインは流行があり、綺麗な外壁の家でも築年数のおおよその見当が付くのです。

その外観の中で、壁にガラスルーバー窓、ジャロジー窓とも呼ばれる窓が設置されていれば、その家は1990年代までに建てられたと推測できます。

では、ルーバー窓/ジャロジー窓のメリット,デメリットについて解説していきます。

ルーバー窓/ジャロジー窓のメリット,デメリット

そもそもルーバー窓、ジャロジー窓は温室などに設置する前提で設計された窓。ところが、一般住宅にもルーバー窓が設置されるようになり、1990年代まで採用が続いていました。

メリット

・採光を確保しつつ、開口面積が広い

・通風性能に優れている

・ガラスの角度調整により、プライバシーを確保できる

デメリット

・気密性能が低い

・窓の断熱性能が低い

・防犯性が低い

・結露しやすい

・高価

家の気密性能と断熱性能に重きを置いていなかった時代、建物にルーバー窓が採用されていました。

もし、あなたの住宅にルーバー窓が設置されているならば、ここで「うーん」と唸ってしまうかもしれません。ただ、対策はあります。

今となっては、ハウスメーカーや工務店、設計事務所が積極的にルーバー窓の設置を提案するケースはほとんど無いのではないでしょうか?

例外として、敷地内に車庫を建てるのであれば、ビルダーがルーバー窓の設置を提案することはあるかもしれません。

しかし、今やビルダー業界で「高気密高断熱」が家づくりのメインテーマである以上、一戸建て住宅にルーバー窓の設置は考えにくいと言えます。

デメリットが引き起こす問題点

ルーバー窓/ジャロジー窓のメリット,デメリット

外気と湿った空気の流入

建物にルーバー窓を設置すると、外気がガラスルーバーの隙間から室内に流入します。同時に、梅雨の時期や夏季、湿った空気が室内に流入します。湿度が高い空気は、湿度が低い場所へ移動する性質を持っているからです。

これにより、建物内の室温上昇、室温低下、湿度上昇をもたらします。

窓の低い断熱性能による室温への影響

建物にルーバー窓を設置すると、外気がガラスルーバーの隙間から室内に流入します。ルーバー窓に複層ガラスを組み込むことはできない構造です。

よって、夏季、30℃以上の外気が室内に流入し、室温を上げてしまいます。そして、冬季、冷気が室内に流入し、室温を下げてしまうのです。

結果的に、夏は暑く、冬は寒い室内空間になりやすくなります。

ヒートショックのリスク

特に、冬季の冷え切った脱衣場とバスルームで発生しやすいヒートショック現象は危険なため、注意が必要です。

低い防犯性が空き巣犯を招く

【 1分で分かる!】ガラスの割れ替え!「ルーバー窓」の交換方法とは

空き巣犯が狙いやすい窓はルーバー窓のようです。この理由として、ルーバー窓にクレセントなどの錠が無く、簡単に外すことができる設計になっているからです。

空き巣は建物への侵入に「5分」以上かかると、多くは諦めると言われています。

空き巣犯の心理を推察すると、空き巣犯は人目に付かないように、物音を立てずに建物に侵入しようとするのではないでしょうか。空き巣犯が建物の侵入に手間取ると、周囲の歩行者に見つかってしまう可能性が高まります。また、空き巣犯が長い時間、窓を触って侵入を試みていると、隣家の住民が不審な物音に気付く可能性もあります。

このような心理から、空き巣犯は簡単に侵入しやすい窓を見ているようなのです。

結露は百害あって一利なし

結露を繰り返すと、窓とサッシにカビが発生しやすく、アレルギーなどの健康被害を受ける原因になります。

そして、結露を放置していると、窓周囲の壁紙や塗り壁が水分を吸収し、剥がれやシミの原因になります。更に進行すると、水分が壁や断熱材、柱などを湿らせて腐らせてしまいます。

結露は人と建物の両方に悪影響を与えます。

コスパの問題

ルーバー窓は構造が複雑になるため、それだけコスト高となり販売価格が高くなります。

価格が高い製品に期待が高まるのが人情ながら、先ほどのようにルーバー窓は機能性に劣り、防犯性の問題も抱えています。

ルーバー窓/ジャロジー窓の問題点の解決策

・ルーバー窓をサッシごと交換

ルーバー窓をサッシごと高性能な「ペアガラス+樹脂サッシ」などに交換すれば、明らかに気密性、断熱性、防犯性を高めることができます。

・内窓の設置

ルーバー窓は、よくバスルームやトイレなどに設置されています。特に冬場、寒いバスルームやトイレは肉体的、精神的にも辛いものがあります。

対策として、今のルーバー窓の内側に内窓を設置することで、気密性、断熱性、防犯性を高めることができます。

窓本体の交換に比べたら費用が安く、工期も短いメリットがあります。

・ルーバー窓の外側に面格子の設置

防犯対策にのみに効果が期待できる対策として、ルーバー窓の外側に面格子を設置することで防犯性が高くなります。

空き巣犯にしてみたら、面格子の取り外しに5分以上、10分はかかると察します。これにより、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。

・隙間テープの使用

隙間テープでルーバー窓の隙間を埋めることで、外からの冷気や花粉、ホコリの侵入を少しは防止できます。何もしないよりは、やった方がいいのではないでしょうか。

ただ、この対策でルーバー窓の防犯性は変わりません。

まとめ

建物にルーバー窓を設置後、満足している方より後悔している方の方が多いのではないでしょうか。

以上の理由から、もし、あなたが家づくりを検討されているならば、決してルーバー窓を選択してはならないのです。

そして、現在お住まいの家にルーバー窓が設置済ならば、ルーバー窓が抱えている諸問題の解決は容易ではありません。しかし、不満を挙げて嘆いてても問題は解決しません。

やはり、効果的な対策としては、ルーバー窓のリフォームです。

理想としては、ルーバー窓をサッシごと交換する方法。ただ、家の外壁の各所にルーバー窓が設置されているとなると、リフォーム工事が大掛かりになる場合もあり、リフォーム費用が高くなります。

その場合、ルーバー窓の内側に内窓を設置する方法を選択すれば、工期が短く、リフォーム費用を抑えることができます。

P.S.

敷地内に木造や鉄骨造でガレージを建てるならば、ルーバー窓は選択肢の1つ。なぜなら、ガレージ内は自動車やバイクの排気ガスが充満するため、通気性のいいルーバー窓の特徴を逆手に取ることができるのです。

なお、ルーバー窓の防犯性はそのままのため、車上荒らしや自動車盗難が心配な方の選択肢はルーバー窓以外となるでしょう。

Contact us

窓ガラスのガラスフィルム施工を手がけるHigh Groveの「フィルムワーク」は、静岡県浜松市を拠点に静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県といった中部地方のガラスフィルム施工業者です。

お客様のお悩みを解決するプロ用の確かな高品質ガラスフィルムを適正価格でご提案しています。まずは、お気軽にご相談ください。

今すぐ、こちらから。

窓ガラスのフィルム施工-お問い合わせ、お見積り

コメント

タイトルとURLをコピーしました