ホームセンターの防災グッズコーナーなどで、家の窓に貼る「ガラスフィルム」が手頃な価格で販売されています。
窓ガラスフィルムの取扱説明書にフィルムの貼り方が印刷されていて、なんとか自分でできそうな気もします。
「じゃ、DIYで窓にフィルムを貼ってみようか?」となるかもしれません。
しかし、いざDIYでフィルムを貼ってみると、なかなか難しくて時間もかかり、「トホホ・・・」となる現実に直面してしまいます。
DIYで窓ガラスにフィルムを貼ると、どのような仕上がりになりがちなのか?そして、プロとの違いを解説します。
窓ガラスフィルム施工比較
DIY
DIYの道具
ホームセンターのガラスフィルムコーナーには、目隠しフィルムや透明断熱フィルム、遮光フィルム、飛散防止フィルム、防犯フィルムなどの各種フィルムが並んでいます。
更に、フィルムを貼るためのヘラやスプレーボトルなども合わせて販売されています。
フィルム貼りに特殊な電動工具などは不要なため、フィルムと必要な道具を一式揃えれば、DIYでフィルム貼りが出来そうな気分になります。
DIYでフィルム貼り
では、DIYで窓にガラスフィルムを貼る場合、まずはフィルムの貼り方を理解する必要があります。
よって、フィルムの取扱説明書を読みながら、手探りでフィルム貼りをスタート。
いざ窓ガラスフィルムを手に取るとフィルムは薄く、ちょっとした取り扱いミスにより、簡単にフィルムにシワや折れが入ってしまいます。
また、慣れない貼り方が原因となり、フィルムとガラスの間の水が上手く抜けないのです。フィルムとガラスの間に気泡が残ってしまうと、もう後戻りできません。
そして、貼り付けたフィルムを眺めると、フィルムとガラスの間に小さなゴミが入っている・・・という場合もあります。
更に、カッターでフィルムを一直線にカットする作業が難しく、エッジが蛇行してしまうこともあります。
プロ
プロの道具
フィルム職人はTPOに応じて各種道具を使い分けます。また、ガラス面に噴霧する施工液にもノウハウがあります。
プロのフィルム貼り
まったくの素人が職人仕事を眺めると、とかく簡単な作業に見えるもの。職人は場数を踏むことで、無駄な動きが排除されていきます。よって、第三者は職人の作業が簡単に見えるのです。
例えば、YouTubeでカーレースのオンボードカメラ映像を視聴すると、景色が飛ぶように流れていくものの、プロドライバーはいとも簡単に運転しているように見えます。
それと職人仕事は相通じるところがあるかもしれません。
DIY vs プロ
DIYで窓ガラスフィルムを貼った場合
DIYだと、とにかく時間がかかる
一般の方がDIYで建物の窓にガラスフィルムを貼ろうチャレンジすると、取扱説明書を見ながら手探りの作業となります。何をどうしていいのやら?貼り方が分からないまま、おぼつかない作業が続きます。
特に、大きなリビング窓にガラスフィルムを貼ろうとすると、なかなか作業がはかどらず、「1時間、2時間と時間ばかりが過ぎていく・・・」というトホホな現実に直面してしまうでしょう。
また、防犯フィルムは基材が厚く、貼り方の難易度が高くなります。
フィルムの貼り方が難しくて上手くいかずに失敗したため、「諦めてフィルムを剥がしてしまった・・・」というケースもあるでしょう。
DIYの仕上がり具合
DIYで窓ガラスフィルムを貼ると、失敗例として以下が挙げられます。
・気泡残りが目立つ
・水抜き不良が目立つ
・フィルムとガラスの間にホコリやゴミが残る
・フィルムのカットミスが目立つ
・フィルムとサッシの隙間が広い
・フィルムの折れ、シワがある
→ガラスフィルムは薄くて繊細な特徴を持ち、少しでも取り扱いに問題があると、フィルムにシワが入ってしまいます。
美観の低下
上の[窓]のイラストは決して誇大な表現ではなく、初めてDIYフィルム貼りに挑戦したところ、このような仕上がりになってしまうことは珍しくありません。
一目で窓ガラスに何かを貼り付けたことが分かってしまい、美観と眺望が悪化します。
毎日のように、室内から上図のような窓に目をやる度に「なんだかなあ・・・」という暗澹たる気分になるのは否めません。
機能性の低下
・フィルムとサッシの隙間が広いと、紫外線が隙間から室内に入り込みます。程度によっては、ガラスの飛散防止効果が低下します。
・気泡残りが多いと、フィルムの接着不足によりガラス飛散防止効果が低下します。
プロが窓ガラスフィルムを貼った場合
プロの仕上がり具合
・気泡残り無し
・フィルムのカットミス無し
・フィルムとサッシの隙間が狭い
・フィルムの折れ、シワ無し
クリアな美観
プロが窓に透明ガラスフィルムを施工すると、フィルムが施工してあるのか否かパッと見では分かりません。
窓ガラスに顔を近づけて、よくサッシ部を観察すると、フィルムのカットラインが確認できます。
フィルム本来の機能性を発揮
プロが施工したフィルムは美観に優れ、眺望に変わりはありません。また、養生期間を経ることでフィルムがガラス面に完全密着し、ガラス飛散防止効果を最大限に発揮できます。
※フィルムとガラス面の間にわずかな水泡が残る場合があります。これは、日数経過と共に徐々に消滅していきます。
奥が深いガラスフィルム施工
自動車用カーフィルム施工や建築用ガラスフィルム施工の中で、最大の山場はフィルムの圧着工程。
圧着工程とは、スキージーと呼ばれる道具を使いながら、ガラスにフィルムを圧着させる作業。
圧着工程の難しさは、ガラスとフィルムの間に空気、水、ゴミを残してはならないところ。
仕上がり具合にもよるものの、ガラスとフィルムの間に空気、ゴミが残ったらアウト。プロがフィルムの施工現場で失敗して貼り直すことはまずありませんし、そもそも、失敗しない前提で仕事を組み立てます。
一例として、住宅のクロス貼り作業の場合、壁とクロスの間に微量の空気が残っても、あまり目立たないかもしれません。
しかし、フィルム施工は少しでも空気が残ってしまうと目立ってしまい、美観を損ねるためアウトなのです。
カーフィルムの場合
DIYで自動車のガラスにカーフィルムを貼り付けた経験がある方は、ご納得いただけるのではないでしょうか?
いざ、自分でカーフィルムを貼ると、
・上手くフィルムをカットできない・・・
・フィルムとガラスの間に気泡と水泡が残ってしまう・・・
・ガラスとフィルムの間にゴミが入ってしまった・・・
・素人がカーフィルムを貼ったのがバレバレ・・・
・後々、カーフィルムが剥がれてきた・・・
以上のような苦い経験があるのではないでしょうか?結果的に、カーオーナーはプロ業者にカーフィルムの貼り直しを相談するに至るのです。
建築用フィルムの特殊性
建築用、窓ガラスフィルムの施工はカーフィルムの施工とは異なる難しさがあります。
それは、建築物の窓ガラスは自動車のそれと比べて面積が圧倒的に広く、幅が広く、巻物のように長いフィルムの取り扱いが難しいのです。
マンションや一戸建て住宅のリビングの掃き出し窓は、上下サイズが2m前後。店舗の窓ガラスは、上下サイズが3mや4mがザラにあります。幅が2m前後の窓ガラスも多々、存在します。
人の身長よりも大きな窓ガラスフィルムの施工は簡単な作業ではなく、経験とセンスを積み上げることで為せる職人技が必要です。
プロにご相談ください
プロのガラスフィルム施工はDIYとは決定的な差があります。
・プロ業者用の高品質、高耐久フィルムを使用
・美しい仕上がり
・眺望は変わらず
・短時間のスピード施工
・フィルムが持つ性能を最大限に発揮
・フィルムが長持ち
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窓ガラスのガラスフィルム施工を手掛けるHigh Groveの「Film Work/フィルムワーク」は、静岡県浜松市を拠点に静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県等の建築物にフィルム施工を展開するガラスフィルム施工業者です。
皆様のお悩みを解決できる、プロ用の確かな高品質ガラスフィルムを適正価格でご提案しています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
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