湿度計はデジタル/アナログのどっちがおすすめ?精度と寿命は?

アナログ式バイメタル温度計&湿度計 窓ガラスフィルム-ブログ
アナログ式バイメタル温度計&湿度計
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どこの家庭でも、1つや2つはある温度計、室温計。

100均でも販売されているガラス製の温度計からバイメタル式のアナログ温度計、デジタル温度計まで様々。デジタル式置時計の中には、温度計が内蔵されているタイプをよく見かけます。

しかし、「湿度計」には案外、無関心な家庭が少なくないかもしれません。

湿度計は地味な製品かもしれませんけど、湿度計を上手に活用することで、私たちの快適かつ衛生的、健康的な生活に繋がります。

そこで、今一度、見直してみたい「湿度計」について解説します。

湿度計の種類

ホームセンターや通販で購入できる湿度計は大きく3タイプ。

・アナログ湿度計(バイメタル式)

・デジタル湿度計

・アスマン通風式乾湿計

アナログ湿度計/バイメタル式

アナログ式バイメタル温度計&湿度計
アナログ湿度計(バイメタル式)

アナログ針で湿度を表示する湿度計はバイメタル式のアナログ湿度計。

バイメタル式の内部構造は、真鍮などの薄い2枚の金属に収縮率の異なる乾湿剤を貼り合わせ、湿度変化によって曲がる現象を利用したゼンマイ式。

バイメタル式は構造がシンプルで歴史が長い湿度計です。

特徴

バイメタル式のアナログ湿度計は針で湿度を表示するため、少々、遠くからでも視認性が高い特徴があります。

なお、部屋の湿度は天候の変化や空調のON/OFFによって、比較的短時間で上下します。アナログ湿度計はデジタル湿度計よりも湿度変化に対する追従性がややゆっくりです。

精度

上の写真の温度計&湿度計はエンペックス気象計株式会社の製品。精度は取扱説明書によりますと「±3%」RH(常温)。

アナログ湿度計の寿命

アナログ湿度計(バイメタル式)の寿命は数年から長くて「5年」ほど。エンペックス気象計株式会社のオフィシャルサイトでは、温湿度計は「2~5年」は使用可能との記載があります。

家の中に、いつ買ったのか分からない湿度計があるならば、まず高い確率で寿命を迎えています。おそらく、アナログの針が頓珍漢な湿度を示しているのではないでしょうか?

購入後のおすすめポイント

アナログ湿度計を購入後、何年も経過すると、いつ購入したのか分からなくなってしまいます。そこで、湿度計本体の裏側にポスト・イットなどの付箋に購入年月を記入して貼り付けておきます。

将来的に購入日から5年以上経過していたら、買い替え時と判断できます。

デジタル湿度計

デジタル湿度計
デジタル湿度計

1,000~2,000円ほどの価格で販売されている家庭用デジタル湿度計は電気抵抗式湿度計。

乾湿剤の中にプラスとマイナスの電極がセットされ、湿度変化による電気の流れやすさの変化をセンシングしてデジタル表示します。

特徴

デジタル湿度計はアナログ湿度計よりも湿度変化に対する追従性が早いのが特徴です。例えば夏季、エアコンON後、室内の湿度が見る見るうちに下がっていくのが確認できます。

精度

上の写真の湿度計は、カインズ/CAINZホームセンターのオリジナル製品。精度は「±5%」(常温)。

デジタル湿度計の寿命

リサーチしたところ、デジタル湿度計の製造メーカーは明確な耐用年数を公表していません。デジタル湿度計の温度検出素子の耐久性は、はっきり言えないようです。

全ての工業製品は半永久的に機能するわけではないものの、デジタル湿度計の寿命はアナログ式よりも長い可能性があると解釈していいかもしれません。

もちろん、デジタル湿度計は定期的な電池交換(マンガン乾電池 or ボタン型電池)が必要です。

購入後のおすすめポイント

デジタル湿度計を購入後、本体に乾電池をセットしたら、ポスト・イットなどの付箋にセットした年月を記入して電池に貼り付けておきます。

これで、電池がどのくらい持つのか一目で分かります。

購入後の注意点

デジタル湿度計を購入後、一定年数が経過すると電池交換が必要です。この時、必ず「マンガン乾電池」をセットします。デジタル湿度計は消費電流が小さいため、マンガン乾電池が適しています。

もし、デジタル湿度計にアルカリ乾電池を使用すると、将来的に乾電池の液漏れリスクを否定できません。この点は、注意したいものです。

アスマン通風式乾湿計

乾湿計と呼ばれるアスマン通風式乾湿計。

Amazonなどでアスマン式を無風状態で使うようにした簡易タイプが見つかります。本体下部に水タンクがセットしてある湿度計です。

Amazonで販売されている佐藤計量器製作所製、乾湿計の価格は1,500円前後。精度は±1度。本体に乾球と湿球がセットされていて、上下に動く中央移動板を動かして湿度を読み取る仕組み。

精度

構造上、湿度の誤差を表示できません。

アスマン通風式乾湿計の寿命

佐藤計量器製作所のオフィシャルサイトに製品の耐久性に関する情報がアップされていません。アスマン通風式乾湿計、簡易タイプの寿命はガラス製温度計と同等と推察されます。

スマホのアプリ

スマホアプリ、温度計、湿度計

スマホのアプリを検索すると、温度計、湿度計、温湿度計アプリなどが見つかります。但し、アプリの使用には注意が必要です。

iPhone

2020年現在、各iPhoneに温度と湿度センサーは内蔵されていません。よって、iPhoneの温度計、湿度計アプリは位置情報を利用し、その広域エリアのデータを表示します。

よって、iPhone用の温度計、湿度計、温湿度計アプリで、今自分がいる部屋の正確な湿度は分かりません

AndroidTM

2020年現在、AndroidTM端末にアプリをダウンロードすることで、温度計、湿度計を表示できます。

アンドロイド端末の中には、温度と湿度センサーを内蔵するスマホがあります。

温度と湿度センサーが未内蔵モデルの場合、位置情報のGPSを利用して、その広域エリアのデータを表示します。

温度と湿度センサーが未内蔵モデルの場合、温度計、湿度計、温湿度計アプリで、今自分がいる部屋の正確な湿度は分かりません

湿度計の選び方

Amazon デジタル、アナログ湿度計

アスマン通風式乾湿計の簡易タイプは一目で湿度を読み取ることができません。このタイプは、より高い精度で湿度を知りたい人向きの製品。

よって、一般家庭用の湿度計の選択肢は大きく「バイメタル式、アナログ湿度計」と「デジタル湿度計」の2種類。

家庭用のバイメタル式、アナログ湿度計とデジタル湿度計の精度はメーカーによって若干の違いはあるものの、中国の安物製品を除いて大差はありません。

家庭用の湿度計は、本体デザインとインテリアのマッチングを含めた好みで選んでOKです。

湿度計は消耗品

先述のようにアナログ湿度計(バイメタル式)は消耗品。これは案外、知られていないと思います。

デジタル湿度計の耐久性はバイメタル式より長いようですけど、壁掛け時計のようにずっと使える製品ではないと考えた方がいいでしょう。

アナログ湿度計

Amazonで検索すると、バイメタル式のアナログ湿度計が400点以上、ヒットしました。

温度計と湿度計の両方がセットされている製品がほとんど。好みやインテリアにマッチするアナログ湿度計を探し出すのも楽しみの1つ。

ちなみに、アナログ腕時計とデジタル腕時計を比較すると、アナログ時計の方がフォーマルで高級感があります。対するデジタル時計は、アウトドアやスポーツシーンにも使えるカジュアル感があります。

湿度計のデザインとインテリア性では、アナログ湿度計の方が上という声もあります。これは、好みの問題。

多くのアナログ式湿度計の価格は2,000円以内。

デジタル湿度計

Amazonで検索すると、デジタル湿度計が2,000点以上、ヒットしました。今の湿度計の主流はデジタル式のようです。

温度計と湿度計の両方がセットされている温湿度計がほとんど。更に、日付け、曜日、時計が内蔵されているタイプもあります。

多くのデジタル湿度計の価格は2,000円以内。

ちなみに、デジタル湿度計にセットする乾電池の寿命はモデルによって違いがあるものの、約1年前後が目安になります。

湿度計の活用方法

春、夏、秋、冬

日本は四季がはっきりと分かれている国。春、夏、秋、冬で大気中と室内の湿度が変化します。

関東から東海、近畿地方にかけては、12月から翌3月までは湿度が低く40%台まで下がり、夏は湿度が70%台まで上昇します。

そして、北陸から東北、北海道地方にかけては1年を通して湿度が高く、概ね60%以上で推移します。年平均の湿度が70%以上の地域が多いのが特徴です。

夏季のエアコン冷房や冬季のエアコン暖房、その他の暖房器具による暖房、そして加湿器を上手に使うことで、快適で健康的な生活に繋がります。

日本の春は全国的に過ごしやすく、湿度が気になることはほとんどありません。

春の季節は天候によって湿度が大きく上下します。晴天の日は湿度が30%台まで低下することもあれば、雨天時は70%以上まで上昇します。

春は、湿度が上下しやすい季節です。

日本は高温多湿の国。概ね日本の夏は各地で湿度が高く、標高が高い地域と北海道を除いて蒸し暑い日が続きます。

北海道を除き、梅雨の時期から湿度計が示す湿度が上昇します。エアコンに除湿機能が備わっているため、湿度を下げることで蒸し暑しさが和らぎます。

日本の秋は全国的に過ごしやすいものの、台風が上陸する季節でもあるため、湿度が上下しやすい傾向があります。

冬季、関東から東海、近畿地方にかけては、湿度が下がり、空気が乾燥した日が続きます。エアコン暖房の使用で室内の空気が乾燥しがちになるため、加湿器が出番となる季節。

また、冬季は窓ガラスの結露に注意したい季節でもあります。

夏の熱中症や冬のインフルエンザ対策に

ほとんどの湿度計はアナログ、デジタルを問わず、温度計も内蔵されています。湿度計は手頃な価格帯のため、各部屋に湿度計を置くことで、健康管理に役立ちます。

室温と湿度をチェックすることで、蒸し暑い夏の熱中症対策に役立ちます。

また、室内のダニの繁殖を抑制するために、湿度計が60%以上を示したらエアコン冷房や除湿をONにする目安になります。

冬、風邪をひいてしまう大きな原因はインフルエンザのウイルス感染。目に見えないウイルスは湿度が低いと、空気中に漂いやすくなります。これが理由の1つで風邪をひきやすくなります。

そこで、加湿器を活用して部屋の湿度を一定に保つことで、ウイルスは床に落下します。風邪対策にも、加湿器は重宝します。

快適な湿度

人が快適に感じる湿度には違いがあるものの、概ね、室内の湿度は「40~60%」の間が快適ゾーンと言われます。

実際、部屋の湿度が40%まで下がると、空気の乾燥が気になる人もいます。また、湿度が40%以下に下がると、インフルエンザに罹患する患者が増える傾向があります。

冬季、せめて部屋の湿度を50%以上に保ちたいものです。

冬季は時々、湿度チェック

一戸建て住宅の場合、各部屋によって湿度が異なります。

キッチンでは、料理をしてお湯を沸かすため、他の部屋より湿度が高くなる傾向があります。また、洗濯物を部屋干しすると、やはり湿度が上がります。

エアコン暖房や石油ファンヒーターなどの暖房器具に加えて、加湿器を併用する家庭が多いと思います。

外気温が低く、室内の湿度が高いほど、窓ガラスが結露しやすくなります。結露を放置すると、カビの発生による健康被害を受けるリスクが高まるため気を付けたいものです。

結露対策

超音波加湿器

冬季、なぜ部屋の窓ガラスが結露するのかは、以下のリンク先をご参照ください。

結露対策として、湿度計で部屋の湿度を管理するのが一番です。

湿度管理

アナログ式バイメタル温度計&湿度計
アナログ式温度計&湿度計

冬季、室内の快適な湿度は「40~60%」の間。理想としては「45~60%」の間。部屋の湿度は状況により、短時間で簡単に上下します。

部屋の湿度が40%を割ると、風邪ウイルスに感染しやすくなります。これは、空気が乾燥すると、床に落下した風邪ウイルスが人の動きなどで舞い上がりやすくなるからです。

そして、湿度が60%を超えると窓ガラスが結露しやすく、 カビやダニの繁殖を加速させてしまいます。これが原因で健康被害を受けるリスクが高まります。

時々、加湿器をチェックして、50~60%の範囲内に収まるように加湿器を操作したいもの。

加湿器を使用する部屋に「温度計&湿度計」を設置すれば、室温と湿度管理が容易です。

冬場、人それぞれ体感温度に違いがあるものの、暖房器具の設定温度を20℃前後にセットします。そして、加湿器の電源スイッチON後、湿度が60%を超えないようにします。

高機能な加湿器には、放出ミスト量の設定や部屋の湿度設定ができる機能が内蔵されています。これらの機能を活用することで、よりきめ細かな湿度管理ができるようになります。

まとめ

室内の室温はもちろんのこと、湿度も衛生的で健康的な生活と大きな関係があります。湿度計で部屋の湿度をチェックすることで、より快適で衛生的、健康的な生活に繋がります。

湿度計が内蔵されている温湿度計は手頃な価格で入手できるため、改めて室内の「湿度」に関心を向けてみてはいかがでしょうか。

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もし、窓ガラスの結露が気になる場合、簡単な方法で湿度を下げることができます。詳細はこちら。

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