暖房器具の石油ファンヒーター比較-コロナとダイニチのどっち?

石油ファンヒーター 窓ガラスフィルム-ブログ

暖房器具の中で、石油ファンヒーターは根強い人気があります。石油ファンヒーターは石油ストーブと違い、温度設定ができるため、部屋を効率よく暖めることができる特徴があります。

ホームセンターや家電量販店などでよく見かける石油ファンヒーターは、主に「コロナ」と「ダイニチ」。あと、トヨトミも見かけることがあるものの、流通量は多くはないようです。

2020年現在、石油ファンヒーターと言えば、概ね選択肢は「コロナ」か「ダイニチ」のどちらかになります。

石油ファンヒーターは製造メーカーによって、灯油の燃焼方式に違いがあります。これは、無視できない大きな違い。ランニングコストを含めて石油ファンヒーターを選びたいものです。

そこで、「コロナ vs ダイニチ」石油ファンヒーターの比較、そして、灯油代と電気代を節約できる方法も合わせてご紹介します。

コロナ vs ダイニチ

石油ファンヒーター/コロナ vs ダイニチ

ネット検索すると、コロナとダイニチ石油ファンヒーターの記事が多くヒットします。

いったい、どちらを選んだらいいのか迷う方が多いのではないでしょうか。中には、どちらでもいいという方もいるかもしれません。

ちなみに、当サイトの代表は「コロナ」石油ファンヒーターの愛好家。

自宅の各部屋にエアコンが設置されているものの、エアコン暖房を使うことはありません。冬季、コンセントからエアコンの電源プラグを抜いてあります。なぜなら、エアコン暖房を使うと空気が乾燥してどうも好きになれないからです。

代表は20代の頃から長年、石油ファンヒーターのファン。代表は石油ファンヒーターは日本の暖房器具の中で最高傑作品だと思います。

昔ながらの石油ストーブのラインアップに石油ファンヒーターを加えたことで、暖房器具の使いやすさと安全性が高まり、灯油を効率的に燃焼させることができるようになりました。

また、石油ファンヒーターは加湿効果があります。石油ファンヒーターの内部で灯油を燃やすと、吹き出し口から水分が放出されます。灯油1Lを燃焼させると、水が1L発生すると言われます。

この理屈は冬季、自動車のマフラーからぽたぽたと水が出てくるのと同じです。

さて、代表は今まで、三菱電機とコロナ、ダイニチを使ってきました。現在、自宅で稼働しているのはコロナとダイニチ。

石油ファンヒーターはシーズン終了後、きちんと手入れすれば、たびたび故障するような暖房器具ではありません。だからこそ、失敗しない暖房器具を選んでいただきたく思うのです。

代表はコロナ愛好家

結論から言いますと、石油ファンヒーターを選ぶならば、当サイト代表の独断と偏見で「コロナ」の一択でいいと思います。

本当、コロナの石油ファンヒーターは優秀です。代表は今まで、何台も石油ファンヒーターを購入してきた経験から、きっぱりと言うことができます。

では、コロナとダイニチ石油ファンヒーターの特徴と長所、短所について、今までの使用感を交えながら書いていきます。

コロナ石油ファンヒーター

コロナ石油ファンヒーター

コロナ石油ファンヒーターは株式会社コロナの製品。コロナ社は新潟県三条市に本社を構える、暖房器具や住宅関連設備を製造しているメーカー。創業1937年。東京証券取引所、第一部上場企業。

新潟県という豪雪地帯だからこそ、株式会社コロナの創業に至ったことが窺えます。

コロナの特徴

コロナが採用している燃焼方式は「ポンプ噴射式」。

石油ファンヒーター本体の燃焼筒の熱を利用して灯油をガス化して燃焼させます。本体後部のファンで燃焼熱を前方に送り出す仕組み。

2019WZ動画

コロナの長所

・消費電力が少ない。

・燃焼音が静か。

・燃焼コントロールが緻密。

・最小暖房出力が1.0kW未満

→ 秋や春先など、ちょっと暖房したい時に燃焼を絞ることができる。

・灯油タンクの「よごれま栓」の設計が秀逸。

よごれま栓

コロナ石油ファンヒーター、よごれま栓
コロナ石油ファンヒーター、よごれま栓「Close」
矢印(青)
コロナ石油ファンヒーター、よごれま栓
コロナ石油ファンヒーター、よごれま栓「Open」

コロナ石油ファンヒーターの「よごれま栓」のつまみを引くだけでキャップを開けることができます。

タンクに給油時、「よごれま栓」ならば手が灯油で汚れることがありません。一度、「よごれま栓」を使うと、他の石油ファンヒーターが使えなくなるほど便利な機能です。

コロナの短所

・スイッチONから点火するまで75秒前後。

・タンク容量が7.2Lでダイニチより少ない。(miniタイプは3.6Lタンク)

・石油ファンヒーターが適合する部屋の広さが最大19畳まで。

ダイニチ石油ファンヒーター

ダイニチ石油ファンヒーター

ダイニチ石油ファンヒーターはダイニチ工業株式会社の製品。ダイニチ工業社は新潟県新潟市南区に本社を構え、暖房器具や加湿器を製造しているメーカー。創業1957年。東京証券取引所、第一部上場企業。

ダイニチ工業株式会社も株式会社コロナと同様、新潟県で創業した会社。

ダイニチの特徴

ダイニチが採用している燃焼方式は「ブンゼン式」。

家庭用100Vの電気で気化器を熱し、燃焼筒で灯油を燃焼させます。 本体後部のファンで燃焼熱を前方に送り出す仕組みはコロナと同じです。

石油ファンヒーターSGXタイプの商品紹介│ダイニチ工業

ダイニチの長所

・スイッチONから点火までの時間が40秒前後で短い。

・点火、消火時の臭いが少ない。

・タンク容量が最大9.0L。(小型モデルは3.5L)

・石油ファンヒーターが適合する部屋の広さが26畳まで。

ダイニチの短所

・消費電力が多い。

・燃焼音が少々大きい。

・標高1,000m以上の高地では使用不可。

コロナvsダイニチ、消費電力と電気代を比較

石油ファンヒーターのような暖房器具は一旦、スイッチをONにすれば、部屋に人がいる限り長時間の運転が続きます。寒冷地では、朝から晩までファンヒーターの運転が続く日も多いのではないでしょうか。

そこで、無視できないのが石油ファンヒーターの消費電力と電気代。

コロナとダイニチ石油ファンヒーターの消費電力を比較すると、無視できない違いがあります。両メーカーの「3.70kW」出力のファンヒーターを比較すると、以下のようになります。

※出力「3.70kW」のファンヒーターならば、暖房の目安は木造(一戸建)で10畳まで、コンクリート(集合)で13畳までとなります。

コロナ「3.70kW」石油ファンヒーターAの消費電力

弱燃焼時「10W」、強燃焼時「20W」

ダイニチ「3.70kW」石油ファンヒーターBの消費電力

弱燃焼時「60W」、強燃焼時「120W」

機種により、石油ファンヒーターに装着されている温度センサーのデータがどのように演算処理されて、燃焼とファンをコントロールするのかに違いがあります。

厳密な比較はできないものの、同一出力モデルであれば、コロナとダイニチの消費電力は大雑把に約6倍の違いがあります。

つまり、コロナ石油ファンヒーターの電気代はダイニチの「約1/6」

石油ファンヒーターは長時間、運転が続く暖房器具。1ヶ月単位、そして、冬季の電気代を通算して比較すると無視できないのではないでしょうか。

電気代の計算方法

電気代の計算方法は以下のリンク先で簡単に自動計算できます。

電気料金計算ツール

電気料金計算ツールの使い方の一例。

・リビング・ダイニングキッチン(LDK)合計20畳

・石油ファンヒーターの運転時間:8時間/日

・石油ファンヒーターの運転日数:30日

・1kWh単価:27円

・運転開始後、1時間は最大暖房出力(120W or 20W)

・残りの7時間は最小暖房出力(60W or 10W)

コロナ石油ファンヒーター(3.70kW)の1ヶ月の電気代

30日間、毎日1時間の消費電力は20W。そして、毎日7時間の消費電力は10W。

電気料金計算ツールの計算結果は、約16.2円+約56.7円=「合計約72.9円/30日

ダイニチ石油ファンヒーター(3.70kW)の1ヶ月の電気代

30日間、毎日1時間の消費電力は120W。そして、毎日7時間の消費電力は60W。

電気料金計算ツールの計算結果は、約97.2円+約340.2円=「合計約437.4円/30日

コロナとダイニチ石油ファンヒーターの電気代の差は6倍。6倍の差が大きいのか小さいのかは人それぞれ。

なお、コロナとダイニチの最大暖房出力が同じであれば、1ヶ月の灯油代はほぼ同じと考えられます。

電気代の差額分でコロナ石油ファンヒーターが買える

冬季、11月~3月の5ヶ月間、毎日、石油ファンヒーターを使う場合、コロナとダイニチの電気代の差額は次の金額になります。

(約437.4円-約72.9円)×5ヶ月=約1,822.5円/5ヶ月

ホームセンターや家電量販店で販売されている木造10畳まで対応の石油ファンヒーターの価格帯は10,000円前後から15,000円ほど。中間値として12,500円とします。

12,500円×1/1822.5円=7.85年

コロナ石油ファンヒーターを約8年間使うと、浮いた電気代でコロナ石油ファンヒーターが1台買えてしまう計算になります。

家電製品の購入後、10年前後で故障が出てくることがあり、製品寿命の目安となります。増してや、石油ファンヒーターは灯油を燃焼させる製品である以上、安全と信頼性を確保するためにも定期的な買い替えが必要です。

石油ファンヒーターメーカーの補修用性能部品の最低保有期間は6~9年。コロナは6年でダイニチは9年。保有期間を過ぎてしまうと、修理不可となります。

やはり、石油ファンヒーターは6~9年毎の買い替えが安全で安心のようです。

以上、毎年、コロナ石油ファンヒーターを使い続けることで、約8年後に再びコロナが1台買えてしまうというシミュレーション結果でした。

石油ファンヒーターのまとめ

当サイトの代表は、総合的にコロナ石油ファンヒーターの圧勝だと考えています。

もちろん、コロナ石油ファンヒーターの運転スイッチをONにしてから点火がスタートするまで1分少々必要です。これはエアコン暖房も同様で、スイッチONから温風が出てくるまで、少々待たされます。

これは、代表としては大した問題ではありません。もし、スイッチON後、少しでも早く暖を取りたい方はダイニチを選べばいいのです。

かねてより節電が叫ばれ、2011年の3.11以降、節電意識が高まった方が少なくないと思います。

家庭用エアコンや冷蔵庫等の家電製品は毎年のようにマイナーチェンジされ、定期的にフルモデルチェンジを受けて、消費電力が明らかに少なくなっています。

他方、長時間稼働する暖房器具の消費電力がメーカーによって6倍も開きがあるのは、無視できないのではないでしょうか。

付け加えておきますと、コロナの石油ファンヒーターが微弱モードに入ると、燃焼音が非常に静かです。長時間、室内で運転が続く暖房器具は静粛性も大切な性能です。

ということで、代表は自信をもって、コロナ石油ファンヒーターをお勧めします。

では次に、石油ファンヒーターの灯油代と電気代を節約する方法をご紹介します。

石油ファンヒーターの灯油代と電気代を節約する方法

石油ファンヒーターの灯油代と電気代を節約する方法

2003年、建築基準法が改正され、建築物の24時間換気扇の設置が原則として義務化されました。それ以降、高気密高断熱住宅が増加の一途を辿ってきました。

家の気密性が高まり、樹脂サッシにペアガラスを設置した住宅が増えてきました。今や、多くの新築一戸建て住宅には「樹脂サッシ+ペアガラス」や「アルミ樹脂複合サッシ+ペアガラス」が採用されています。

中には、「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」が設置されている住宅もあります。

対する、2000年以前に建てられた建築物の多くには「アルミサッシ+単板ガラス」が設置されています。

一戸建て住宅、マンション、その他、商業ビルを含めて、建築物の中で一番、建物性能を落としてしまう場所は「窓」。

夏季、太陽光の日射熱が窓ガラスから流入し、室温を上げてしまいます。そして冬季、部屋を冷やしてしまう第1の原因は「窓」。

という事は、窓を強化することで、夏の暑さと冬の寒さを和らげることができます。結果的に冷暖房効率が上がり、電気代と灯油代の節約に繋がります。

窓ガラスから熱が逃げないようにする

先ほど書いたように、建築物の中で一番の弱点は「窓」。

石油ファンヒーターの熱風で部屋を暖めても、その熱の一部は窓から外へどんどん逃げています。例えるならば、ヒビ割れた茶碗にお茶を注いでいるようなものなのです。

急須と茶碗
お茶がひび割れた茶碗から漏れている。

・急須(きゅうす) = 石油ファンヒーター

・茶碗 = 部屋

・ひび割れ = 窓ガラス

ひび割れの数が多いほど、茶碗に注いだお茶はどんどん漏れてしまいます。そこで、更にお茶を注ぐことになるのです。

この世の建築物は多かれ少なかれ、上図のような状態なのです。

石油ファンヒーターで部屋を暖めても、熱がどんどん外へ漏れていきます。そこで、更に灯油を燃やし、ファンを回して熱風を出すことになります。

これは、灯油と電気を浪費している状態。

そこで対策として、できる限りひび割れを塞げばいいのです。つまり、建物の弱点である窓ガラスにガラスフィルムを施工するのです。

窓ガラスにガラスフィルムを施工

窓ガラス用ガラスフィルムの中で、遮熱断熱機能を持つ製品があります。

この遮熱断熱ガラスフィルムを窓ガラスに施工することで、冬季の部屋の寒さを和らげることができます。それだけ、暖房器具の負荷が減り、灯油代や電気代の節約に繋がります。

詳細はこちら。

窓ガラスのフィルム施工-お問い合わせ、お見積り

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