石油ファンヒーターや石油ストーブ等の開放型ストーブが絶滅する!?

石油ファンヒーターの未来 窓ガラスフィルム-ブログ

2020年現在、日本で石油ファンヒーターや石油ストーブを製造している会社は株式会社コロナ、ダイニチ工業株式会社、株式会社トヨトミあたりが頭に浮かびます。

遠い昔、東芝、日立製作所、三洋電機、、松下電器、三菱電機、シャープなどの大手電機メーカーが石油ファンヒーターを製造していたものの、既に撤退しています。

ほとんどの賃貸物件は石油ファンヒーターや石油ストーブの使用を禁止しています。分譲マンションも石油系の暖房器具は禁止している建物が多いのではないでしょうか。

とすると、石油ファンヒーターや石油ストーブのニーズは一戸建て住宅やエアコン暖房が難しい空間となります。

そもそも、昭和の時代から平成にかけての一戸建て住宅は、低気密低断熱がほとんどでした。これが理由でエアコン暖房では部屋が十分に暖まらず、各家庭は石油系の暖房器具を使ってきたのです。

しかし、時代は変わりつつあります。

今や、住宅業界は高気密高断熱の住宅がデフォルト。省エネ住宅が当たり前。よって、高気密高断熱住宅の暖房器具は電気エアコンがメインです。

そこで、石油系の暖房器具と住宅事情の関係をここで精査してみたいと思います。

開放型石油ファンヒーターや石油ストーブの将来

石油ファンヒーター

開放型石油ファンヒーターや石油ストーブは歴史が長い暖房器具のため、もはや完成の域に達しています。メリットとして、

・点火スイッチON後、約40~70秒で熱風が出る。

・部屋が暖まるスピードが早い。

・灯油を燃焼して水分が放出される。(加湿機能)

・石油ストーブはAC100V電源不要で防災用に最適。

・石油ストーブの上にやかんを乗せて湯沸かしと加湿ができる。

・本体価格が手頃(1~3万円台)

石油ファンヒーターの市場規模は年間200万台ほどの横ばいで推移していることからも、根強い人気を集めているのが窺えます。

大手電機メーカーが石油ファンヒーターから撤退

冒頭のように、かつては各電機メーカーが石油ファンヒーターを製造していた過去があります。各大手電機メーカーが石油ファンヒーターから撤退した背景として、

・エアコン性能の向上

・一酸化炭素中毒による死亡事故

・開放型石油ファンヒーターの空気汚染

・火災発生のリスク

・他の暖房器具のラインアップが充実

・給油の手間

などが考えられます。

石油から電気エアコンへ

省エネ住宅がデフォルトの現在、省エネ住宅では、夏も冬もエアコンを使用します。冬、家の断熱性能が高ければ、エアコン暖房で事足りるのです。

住環境が変化すれば、暖房器具のニーズも応じて変化していきます。

今日、日本のどこかで省エネ住宅が完成し、お施主様への引き渡し日を迎えているのではないでしょうか。この流れが10年、20年後の暖房器具のニーズを変えていくのです。

2000年以前に建てられた多くの住宅には「単板ガラス+アルミサッシ」が設置されていました、しかし、今や旧世代の「単板ガラス+アルミサッシ」の在庫を探すのが大変なほど。

最低限、ペアガラスの窓がデフォルト化し、住宅の断熱性能は時代と共に高まってきました。

よって冬季、高気密高断熱の住宅はエアコン暖房で十分なのです。

もちろん、石油ファンヒーターのメリットはあるものの、室内の空気を汚すためこまめな換気が必須。石油ファンヒーターには、必ず「1時間に1~2回の換気」というステッカーが貼られていることからも、一酸化炭素に注意する必要があります。

そして、石油系の暖房器具の火災リスクがゼロではない以上、開放型の石油系暖房器具のニーズは横ばいから減少へ転じる可能性が考えられます。

空調の未来予測

当ブログが考える空調の予測は、こちら。

・寒さが厳しい北海道では、今後もFF式石油ストーブが使われる。

・石油ストーブは防災用や工場などの暖房器具として、一定のニーズがある。

・石油ファンヒーターは高気密高断熱住宅の普及と共に衰退。

そして、関東から中部、近畿などの比較的、温暖な地域では、エアコン暖房の比率が高まっていく可能性が高いと考えます。

電気エアコンが空調の主役

エアコンとリモコン

エアコンに使われているヒートポンプという技術は、使ったエネルギー以上の熱エネルギーを得られる省エネ技術。

電気エアコンの最大の特徴は、1台で冷房と暖房の2役をこなすところ。除湿や空気清浄機能もお手のもの。エアコンのメリットは他にも、

・エアコンは全館空調システムのような高額な空調機器ではない。(10~15万円)

・空気が汚れない。

・火災発生のリスクが無い。

などが挙げられます。

では、なぜ1台のエアコンで冷房と暖房ができるのか、魔法とも言える技術をスラスラと説明できる人は業界以外ではまずいません。

そこで、エアコンの仕組みを知っていても損は無いと思います。

以下のYouTube動画で、エアコンの省エネ技術を改めて見直してしまうかもしれません。

エアコンの仕組み【1】

超わかりやすい!エアコンのしくみ(1/4)~ヒートポンプ編~【音声無し】(え、外からの空気が出てるんじゃないの?!)

エアコンの仕組み【2】

超わかりやすい!エアコンのしくみ(2/4)~熱交換器の結露編~【音声無し】(なんでカビ臭くなるの?)

エアコンの仕組み【3】

超わかりやすい!エアコンのしくみ(3/4)~快適さと節約編~【音声無し】(エアコンをしくみから理解して節約&快適生活!)

エアコンの仕組み【4】

超わかりやすい!エアコンのしくみ(4/4)~カーエアコン編~【音声無し】(エアコンの常識はカーエアコンでは通用しない!?)

エアコンは毎年のように進化を続け、モデルによっては人感センサーが内蔵されています。

センサーが人を追いかけるように自動で風向きと風量をコントロールしたり、逆に人を避けるように風向きと風量をコントロールしてくれます。

部屋が無人になると自動的にパワーセーブモードに入る機能もあります。

また、IOTエアコンはスマートフォンで各種操作を可能とするため、ライフスタイルによっては利便性が高まります。

冬は要加湿器

冬季、エアコン暖房が稼働する以上、空気の乾燥を防ぐために加湿器が必須となります。

加湿器の種類は多く、意外と加湿器選びは難しいのです。機種によって、メリットとデメリットがあるため、好みに合う加湿器を慎重に選びたいものです。

詳細は関連記事をご参照ください。

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光熱費の内訳

光熱費

2000年以前に建てられた一戸建て住宅の光熱費の内訳は「電気」「都市ガス or プロパンガス」「灯油」の3つ。

キッチンでガスコンロを使い、入浴時はガス給湯器が作動し、冬季はエアコン暖房や石油ファンヒーターを使用してきました。

その後、エコキュートとIHクッキングヒーターを設置する住宅が増加し、ガスは使われなくなってきました。

高気密高断熱住宅の増加により、石油ファンヒーターからエアコン暖房へと暖房器具が変わりつつあります。

更に、新築時にソーラーパネルを設置する家が増加傾向にあります。売電には期待できなくなったものの、家の電気消費をソーラーパネルで賄うことで、ZEH(ゼッチ)住宅に近づきます。

以下のように、家の光熱費の内訳は変わりつつあります。

Before

・電気

・都市ガス or プロパンガス

・灯油

After

・電気

オール電化住宅の場合、停電すると、家の全機能が停止するリスクはあります。ただ、ソーラーパネルを設置してあれば、日中、一部の電気製品の使用は可能。時代の流れは電気ですね。

まとめ

・北海道では、今後もFF式石油ストーブが使われる。

・石油ファンヒーターと石油ストーブの需要は年数をかけて減少する可能性が高い。

・夏も冬もエアコンで空調する家が増加中。

家の暑さ、寒さ対策

一戸建て住宅

一口に高気密高断熱住宅であっても、実は、家によって気密性能と断熱性能には無視できない大きな性能差があります。

一条工務店やスウェーデンハウス、一部の工務店が設計する木造住宅は横綱クラスの高気密高断熱住宅を建てています。

他方、高気密高断熱住宅とは謳っているものの、多くの家の性能は横綱クラスには及ばないのが事実。

誰もが気になるのは、夏の暑さと冬の寒さ。

高気密高断熱住宅であっても、想像より夏は暑く冬は寒い家は存在します。

そこで、そのような住宅でも、夏は涼しく、冬は暖かく生活空間を整える方法があります。

窓にガラスフィルムを施工

窓ガラスフィルムの種類

部屋の暑さ対策

夏の暑さの約70%は窓が原因です。

そこで、太陽光の日射熱や西日の眩しさと暑さ対策として、窓ガラスにガラスフィルムを施工します。具体的には「遮熱フィルム」を施工することで、日射熱を大幅にカットできます。

詳細は関連記事をご参照ください。

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部屋の寒さ対策

冬の寒さの約60%は窓が原因です。

一戸建て住宅は東西南北の外壁が全て外気に接しています。各壁に窓が設置されている以上、寒さ対策が重要です。

そこで、窓ガラスに断熱性能を与えるガラスフィルムを施工することで、冬の寒さを和らげることができます。

具体的には、東側と西側、北側の窓ガラスに「遮熱断熱フィルム」を施工します。南側の窓ガラスには、「遮熱フィルム」あるいは「遮熱断熱フィルム」を施工します。

詳細は関連記事をご参照ください。

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