一戸建て住宅の住人の悩みの1つとして、玄関ポーチに敷き詰められているタイルの汚れ。
玄関ポーチの床タイルは徐々に黒く汚れていきます。
特に、表面に凹凸があるホワイト系タイルの場合、黒い汚れが目立つようになります。玄関は家の顔でもあるため、床タイルが黒く汚れていると、家の印象が悪くなってしまいます。
そこで、かつて当ブログの管理人は2種類の方法で自宅ポーチのタイルをクリーニングしてみました。
【Type1】
ホームセンターのCAINZ製、散水ノズルの回転ダイヤルを「横拡散」にセットし、強水流でタイルを洗浄。
↓
玄関ポーチタイルの黒い汚れは頑固なため、まったく効果無し。
【Type2】
タイルに水道水をかけながら、亀の子たわしで洗浄。
↓
亀の子たわしでタイルをゴシゴシ洗浄しても、黒い汚れがなかなか落ちないのです。苦行が続くこともあり、体力と気力の限界を迎えてしまう。
以上のような残念な結果に。
そこで、管理人宅の収納庫に眠っている「セスキの激落ちくん®」を使って床タイルを洗浄してみたところ、作業性が大幅にアップ!
結果として、タイルが短時間で綺麗になったのです!
では、「セスキの激落ちくん®で玄関ポーチ、床タイルの黒い汚れ落とし大作戦!」の経緯を呟いてみましょう。Here we go !
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玄関ポーチとは?

一戸建ての玄関ポーチとは、エントランス・ドア前の空間を意味します。建物によっては、庇(ひさし)のあるポーチのタイルが敷地まで敷き詰められているケースもあります。
タイルの黒い汚れの正体

ネット検索すると、ポーチ床タイルに付着する頑固な黒い汚れの正体は「砂、泥、カビ、藻(も)、煤(すす)」とあります。
この黒い汚れは酸性成分のようです。とすると、この逆の成分である「アルカリ性」洗剤を使えば、黒い汚れが落ちる可能性があります。
各種洗剤の使いこなし方法として、汚れの成分の逆の成分を持つ洗剤で汚れが落としやすくなります。
・酸性の汚れ → アルカリ性の洗剤を使用
・アルカリ性の汚れ → 酸性の洗剤を使用
そこで、管理人宅の収納庫に眠っている「セスキの激落ちくん®」のパッケージを調べると、その成分は「弱アルカリ性」。
タイルの黒い汚れは酸性のようなので、管理人は弱アルカリ性である「セスキの激落ちくん®」の効果に期待してみました。
玄関ポーチ、床タイル洗浄の前に
おすすめの床タイル洗浄は夏以外の季節
地球温暖化が叫ばれている21世紀、日本の夏季の外気温は30℃超の真夏日から、35℃超の猛暑日がデフォルトと化しています。エリアによっては、外気温が40℃超を記録しています。
2025年の夏、北海道の各地で外気温が40℃超を記録し、夏季の日本は各地で沸騰しています。
そんな夏の猛暑日に玄関ポーチ、床タイルの洗浄作業はあまりにもハイリスク。そんな日の洗浄作業は、当然ながら熱中症のリスクを伴います。
よって、玄関ポーチの床タイル洗浄は夏以外の季節をおすすめします。
夏季の洗浄作業は要注意
夏季、特に南向きの玄関ポーチは日射熱の照り返しが厳しく、日中のタイル洗浄は熱中症のリスクが高まります。
どうしても、夏季にポーチの床タイルを洗浄する場合、早朝の作業でリスクを低減できます。
玄関ポーチ、床タイル洗浄の準備
では、玄関ポーチ、床タイル洗浄の前に、以下の物を用意します。
セスキの激落ちくん®

洗浄液の作り方
500mlスプレーボトルに「500mlの水道水」と【激落ちくん】®(粉末タイプ)「5g」を入れ、よくシェイクします。
(※)デジタル式のキッチンスケールを利用すれば、【激落ちくん】®を正確に計量できます。
スプレーボトル

写真のスプレーボトルの容量は500ml。
亀の子たわし

亀の子たわしはココナツの繊維で作られているため、1本1本の繊維がタイルの凹凸に追従し、汚れを掻き出してくれます。
なお、床タイルの表面が平滑面で艶がある場合、より柔らかいブラシやスポンジを選ぶと傷が付きにくく安心でしょう。

管理人は最初、試しにメラミンスポンジでタイルを洗浄してみました。しかし、メラミンスポンジに茶系の汚れが付着してあっという間に変形し、洗浄機能が低下します。
これでは、大量のメラミンスポンジが必要になります。結果として、亀の子たわしに切り替えて正解でした。
ゴム手袋
「セスキの激落ちくん®」は弱アルカリ性のため、ゴム手袋が必須。
ほうき
散水ノズル付き水道ホース
夏季の作業時、帽子が必須
太陽の紫外線が強くなる初夏から盛夏にかけて玄関ポーチの床タイルを洗浄する場合、帽子が必須。
玄関ポーチ、床タイルの洗浄手順
Before

Step1
まず、ほうきでポーチ床タイル表面の砂や土、落ち葉などの汚れを取り除きます。
Step2
乾いているタイルにスプレーボトルでセスキの激落ちくん®をスプレーしていきます。
この時、タイルを「縦×横:20~30cm」ほどのサイズに区切ってスプレーします。もし、タイルの広範囲にスプレーすると、激落ちくん®が蒸発しやすくなります。

タイルの種類によっては、セスキの激落ちくん®をスプレーすると変色する可能性があるかもしれません。予め、ポーチタイルの目立たない端部分に少しスプレーし、変色が無いことを確認すると安心です。

管理人がタイルにスプレー後、一定時間のつけ置きは不要に感じました。言い換えると、激落ちくん®は即効性がある印象を受けました。
Step3
タイル表面に凹凸があると、黒い汚れが凹部分に入り込んでいます。
タイルにスプレー後、亀の子たわしを前後、左右に動かしながら汚れを落とすのがコツ。時には、亀の子たわしをクルクルと回転させてもOK。
黒い汚れが頑固な場合、再度スプレーして汚れを落とします。
Step4
玄関ポーチ床タイル全面の洗浄が完了したら、散水ノズルで汚れを洗い流します。

亀の子たわしで部分的にタイルを洗浄後、水で洗い流すと他の未洗浄タイルも濡れてしまいます。濡れたタイルにセスキの激落ちくん®をスプレーすると、洗浄効果が低下してしまいます。
必ず乾いている床タイルに洗浄液をスプレーするのがコツですね~。
After

床タイルがだいぶ綺麗になりました。
Before & After

写真の上半分はタイル洗浄前。下半分はタイル洗浄後。
まとめ
「セスキの激落ちくん®」は即効性があります。床タイルにスプレー後、亀の子たわしで比較的カンタンに黒い汚れが落ちます。
管理人宅の玄関ポーチ、床タイルは凹凸があるため、亀の子たわしが大活躍してくれました。
なお、今回使用した「セスキの激落ちくん®」は壁紙クロスのクリーニングにも使用できるため、常備しておくと便利です。
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