窓ガラスフィルムの遮熱シート&断熱シートの違いと効果

窓ガラスフィルム施工(遮熱、断熱、紫外線カット、飛散防止、目隠し)-静岡県浜松市 窓ガラスフィルム-ブログ

日常生活の中で「断熱」(だんねつ)という言葉を見聞きすることがあります。

例えば、家の「断熱材」と聞くと、「外の暑さと寒さを断熱する材料」というイメージが湧くと思います。

今まで、建築物の断熱材でポピュラーな「グラスウール」という名称を聞いたことがあるかもしれません。

次に、夏場は「遮熱」(しゃねつ)という言葉も見聞きすることがあります。

なんとも「遮熱」と「断熱」の意味を混同してしまっている方がいるかもしれません。

そこで、意外と知られていない「遮熱」と「断熱」の違いについて、そして、「遮熱フィルム」と「断熱フィルム」の違いと使い分けについて解説します。

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遮熱と断熱の違い

遮熱と断熱

遮熱

遮熱とは、放射熱をブロックすること。

ビーチパラソルの遮熱効果

夏の海辺で見かけるビーチパラソルは「遮熱」効果があります。ビーチパラソルがギラギラと輝く太陽の眩しさと日射熱を大幅にカットします。

その他、自動車のエンジンルームを覗き込むと、エキマニと呼ばれる排気ガスが通るパイプに遮熱板がセットされています。

ターボ搭載車の場合、ターボタービン付近に遮熱板が設置されている場合があります。

遮熱板は、熱源が発する高熱を遮蔽(しゃへい)するための板を意味します。

断熱

断熱とは、熱が伝わらないようにすること。

ダウンジャケットの断熱効果

身近な例として、ダウンジャケットや羽毛布団にダウンが入っています。水鳥の毛であるダウンは空気を多く蓄える性質を持ちます。空気は非常に断熱性能が高いのです。

ダウンジャケットや羽毛布団の中の大量のダウンが空気の断熱層となり、寒さから体を守ってくれます。

あと、住宅に使われているグラスウールなどの断熱材は外の熱が室内に伝わりにくくし、室内の熱を外へ逃がしにくくするための建設資材です。

遮熱フィルムと遮熱断熱フィルムの違い

窓ガラスに施工するガラスフィルムの中で「遮熱フィルム」と「遮熱断熱フィルム」があります。ホームセンターなどでは、「遮熱シート」「断熱シート」と表現されていることもあります。

夏季、窓ガラスを通して室内に流入する日射熱を和らげるためには、遮熱フィルムと断熱フィルムのどちらを選択したらいいのでしょうか?

そして冬季、窓ガラスから室内に入ってくる冷気対策として、遮熱フィルムと断熱フィルムのどちらを選択したらいいのでしょうか?

遮熱フィルム

遮熱フィルムは日射熱の流入を抑制し、暑さを和らげてエアコンの負荷を軽減できます。よって、節電に繋がります。

また、色味のある遮熱フィルムは眩しさを和らげて、室内を適度な明るさにコントロールする機能もあります。

遮熱フィルムの施工例

夏季、室内の暑さ対策として、遮熱フィルムが適しています。以下の環境において、遮熱フィルムを施工する場合があります。

・マンションの南向きの窓ガラス

・サンルームの窓ガラス

・夏、日射熱で暑い部屋

・夏、エアコンの効きが弱い部屋

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※南向きの窓ガラスに遮熱断熱フィルムを選択する場合もあります。これは、お客様のライフスタイルや建物の構造、立地条件、冬季の断熱性向上等、複数の条件によります。

遮熱断熱フィルム

遮熱断熱フィルムは日射熱の流入を抑制し、暑さを和らげてエアコンの負荷を軽減できます。よって、節電に繋がります。

また、遮熱断熱フィルムは眩しさを和らげて、室内を適度な明るさにコントロールする機能もあります。

そして、冬季、遮熱断熱フィルムは室内の遠赤外線(熱)を外へ逃がしにくくする機能も持っています。

これにより、エアコン暖房や石油ファンヒーター等の暖房器具の負荷を軽減し、電気代や燃料費の節約に繋がります。

遮熱断熱フィルムの施工例

夏季の暑さと冬季の寒さ対策として、遮熱断熱フィルムが適しています。

一戸建て住宅は東西南北、全ての外壁と窓ガラスが外の冷気にさらされています。 以下の環境において、遮熱断熱フィルムを施工する場合があります。

・南向きと北向きの窓ガラス

・冬、各部屋と廊下を含めて寒さを感じる場合

・冬、暖房器具の効きが弱く感じる場合

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※南に面したビルやマンションの場合、窓ガラスに遮熱フィルムを施工する場合もあります。これは、お客様のお悩みや建物の構造、立地条件等、複数の要因によってガラスフィルムの種類を使い分けることができます。

遮熱フィルムと遮熱断熱フィルムの使い分け方

ここで一例として、一戸建て住宅に以下のフィルムを施工する方法があります。

(一例)

・南と北の窓ガラスに「遮熱断熱フィルム」を施工。

・東と西の窓ガラスに「遮熱フィルム」を施工。

朝日と西日は低い角度から室内に入り込むため眩しく、日射熱が室内に流入してきます。そこで、東と西の窓ガラスに「遮熱フィルム」を施工することで暑さを和らげる効果があります。

その他、隣家が朝日を遮り、朝日が東の窓から流入しない一戸建てならば、東の窓ガラスに「遮熱断熱フィルム」を施工する選択肢もあります。

3MやGLAFIL、住友理工製の「遮熱断熱フィルム」は遮熱と断熱性能を両立させています。

遮熱断熱フィルム

3M(TM)

3M 窓ガラスフィルム

・LOW-E70

・LOW-Eシルバー

GLAFIL/グラフィル

GLAFIL/グラフィル 窓ガラスフィルム

・RSP35LE

・NS70LE

住友理工

住友理工の遮光断熱フィルム、リフレシャイン

・リフレシャインTW32

・リフレシャインTW36A

これらの遮熱断熱フィルム1枚で夏の暑さと冬の寒さが和らぎ、快適な室内空間を実現できます。

まとめ

建物の東西南北に設置されている各窓ガラスに「遮熱フィルム」と「遮熱断熱フィルム」のどちらを施工するかは、好みや建物の種類、建物の立地条件などによりケースバイケースとなります。

フィルムの選択を誤ると、かえって生活空間の居住性が悪化してしまうこともあります。

静岡県浜松市を拠点とするフィルムワークは、お客様目線のヒアリングと現地調査の後、お客様の生活空間にマッチするガラスフィルムをご提案させていただきます。

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