ルームエアコンが臭い原因はカビ,雑菌!効果的な2つのカビ対策

ルームエアコンのカビ対策 窓ガラスフィルム-ブログ

本州では、毎年6月から梅雨の時期に入ります。そこで、梅雨から夏にかけて、無くてはならない家電はルームエアコン。

リモコンの除湿ボタンを押せば、室内の湿気をどんどん取り除いてくれます。

除湿の目的は2つ。

・室内の湿度を一定に保つ

・カビ予防

特に、マンションの風通しがよくない部屋はカビが繁殖しやすく、ルームエアコンの除湿機能が大いに活躍してくれます。

ところで、ルームエアコンの運転スイッチをONにすると何か臭いませんか?

何とも嫌な臭いを感じるならば、高い確率でエアコン内部のカビやホコリが原因。

もし、ルームエアコンの内部にカビが発生してしまった場合、室内機をある程度分解し、周囲を入念に養生してから専用の薬剤で汚れを落とすしかありません。

このエアコン掃除は、素人では難易度が高く、専門的なノウハウが必要です。多くはプロのエアコン掃除業者に依頼することになります。

そこで、ルームエアコンの内部にカビが発生する原因とカビを予防する対策、効果的なエアコンの使用で電気代を節約する方法をご紹介します。

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なぜルームエアコンの内部にカビが発生する?

冬季、エアコン暖房を使用していても、エアコン内部にカビは発生しません。加湿器の使用状況にもよるものの、エアコン暖房中、熱交換器が熱を持つためカビが発生しにくいのです。

対する夏季、エアコン除湿や冷房を使用すると熱交換器が冷却され、ファンにより冷たい空気が室内に放出されます。

エアコン内部にカビが発生する理由はこちら。

・エアコン室内機の熱交換器が冷却される。

・エアコンOFF後、熱交換器が結露する。

・熱交換器に付着している「ホコリ+水分」が原因でカビが発生し増殖する。

カビは水がある場所に発生しやすくなります。エアコン除湿と冷房を使う以上、どうしてもエアコン内部にカビが発生しやすくなります。

そこで、エアコン内部にカビが発生しないように予防対策することで、長く快適にエアコンを使うことができます。

ルームエアコン内部のカビ対策

【1】フィルター掃除

ルームエアコンのフィルター掃除でカビ発生の予防

ルームエアコンには必ずフィルターが装着されています。

エアコンパネルを開けると、簡単にフィルターを取り外すことができます。定期的に流水や中性洗剤でフィルターに付着しているホコリを洗い流すことで、熱交換器のカビ対策になります。

フィルター掃除の頻度

ルームエアコンの取扱説明書によりますと、2週間に1度のフィルター掃除を推奨しています。かなり頻繁な掃除が必要のようです。

そこで、ルームエアコンによっては、フィルター掃除メカが内蔵されているタイプがあります。

フィルター掃除メカ

当ブログ管理人の自宅では、三菱ルームエアコン霧ヶ峰を使用しています。霧ヶ峰の取扱説明書に「フィルターおそうじメカ運転」という項目があります。

詳細に見ていきますと、次のように書かれています。

・前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転累積時間が24時間を超えると、エアコンの運転停止後、自動的に内部のブラシがフィルターのホコリを除去し、ダストボックスにためます。

・フィルター掃除の所要時間は約2分30秒。

・大容量ダストボックスに約10年分のホコリをためることができる。

→ ホコリの発生量は部屋によって異なります。やはり、寝室のエアコンはホコリの影響を受けやすいのです。夏季の1シーズンエアコンを使用すると、大容量ダストボックスに若干のホコリがたまります。

カタログでは「ダストボックスに約10年分のホコリをためることができる」とありますけど、メンテナンスフリーとは考えない方がいいと思います。

ルームエアコンの予期せぬトラブルと衛生面を考えて、時々、フィルターを掃除してダストボックス内のホコリを取り除いた方が衛生的です。

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【2】エアコン冷房をOFF後、暖房 or 送風運転

エアコン

エアコン冷房をOFF後、30分ほど暖房運転、または、送風運転することで、効果的にエアコン内部のカビ発生を予防できます。これは、なかなか効果があります。

この運転により、以下の流れでカビを予防できます。

・冷房運転OFF後、熱交換器が結露する。

・暖房運転や送風運転ONで、熱交換器に結露した水分が蒸発する。

・熱交換器のカビ発生を予防。

カビは水分が無い場所には発生しません。暖房、または、送風運転でエアコン内部の水分を飛ばすことでカビ対策ができる理屈です。

内部クリーン運転

当ブログ管理人の自宅では、三菱ルームエアコン霧ヶ峰に「内部クリーン運転」と「定期自動クリーニング運転」という機能が内蔵されています。

霧ヶ峰の取扱説明書によりますと、次のように書かれています。

・運転中または停止中に[内部クリーン]ボタンを押す。

・冷房運転をOFF後、[約10分間、送風停止]>[約25分間、送風運転]>[最大10分間、弱暖房運転]>[約10分間、送風運転]>[自動停止]

・冷房運転をON後、[約1分間、送風停止]

つまり、内部クリーン機能でエアコン内部を自動で乾かしてくれます。

定期自動クリーニング運転

三菱ルームエアコン霧ヶ峰に内蔵されている「 定期自動クリーニング運転 」については、取説に次のように書かれています。

・[内部クリーン]ボタンを押すと、定期自動運転も自動で設定されます。

・エアコン未使用の状態が15日間続くと、定期自動クリーニング運転が繰り返されます。

エアコン未使用期間が15日間続くと、[約25分間、送風運転]>[最大10分間、弱暖房運転]>[約10分間、送風運転]>[自動停止]。以降、繰り返し。

エアコンクリーニング

エアコンクリーニングでカビとダニを洗浄

エアコンをONにする度に悪臭が漂うのであれば、かなり熱交換器がホコリとカビの影響を受けていると考えられます。

この場合、健康被害を受けないためにも、エアコンの分解掃除を検討するしかありません。そこで検索すると、エアコン掃除に関する情報が数多くヒットします。

DIYのリスク

中には、DIYでエアコンの分解掃除にトライされる方がいるようですけど、注意が必要です。

nite(独立行政法人、製品評価技術基盤機構)によりますと、不適切なエアコン内部洗浄により、洗浄剤がコネクター内部に入り込み、トラッキング現象が発生して出火する事故が報告されています。

電子部品とワイヤーハーネスのコネクター部分は水分に弱いため、素人のDIYによるエアコン分解洗浄は慎重さが必要のようです。

エアコンメーカーのWebでリサーチ

エアコン分解洗浄は専門的なノウハウが必要であり、かつ難易度が高い作業。多くは、エアコン掃除業者に分解掃除を依頼することになります。

三菱電機の霧ヶ峰のようにフィルター掃除メカが内蔵されているエアコンの場合、素人が手を出すことは不可能です。

そこで、業者にエアコンの分解掃除を依頼する前に、今、使用しているエアコンメーカーと型式を調べてエアコンメーカーの公式サイトにアクセスします。(エアコンの形式番号はエアコン室内機の底面や側面に表示されています。)

エアコンメーカーの公式サイトには、必ず「サポート」や「お問い合わせ」ページがあります。

サポート画面から、エアコン分解掃除についてメールや電話で問い合わせをします。オペレーターがメーカー系列のクリーニング業者を紹介してくれるはずです。系列のクリーニング業者はメーカーのエアコン構造を知り尽くしているため、適切な作業をしてくれます。

一般のエアコン掃除業者にエアコンクリーニングを依頼したものの、エアコンのトラブル発生が報告されているため、慎重に業者を選ぶことが大切です。

まとめ

・ルームエアコンの内部にカビが発生する原因は、ホコリと水分。

・定期的なエアコンフィルター掃除が必須。

・フィルターおそうじメカ運転が内蔵されているルームエアコンは便利。ただ、メンテナンスフリーではない。

・冷房運転OFF後、マニュアル操作で約30分間、暖房運転、または、送風運転する。

・内部クリーン運転が内蔵されているルームエアコンは便利で清潔。

・エアコン分解掃除はメーカー系列の業者に依頼する。

ルームエアコンの効きを良くして節電する方法

ルームエアコンはリモコンで温度設定後、室内機のセンサーが室温をセンシングしながら自動でコントロールされます。

冷房運転や暖房運転をON後、エアコンは室温が設定温度に達するまでフル稼働が続きます。

夏も冬も、建物の断熱性能が低いと、エアコンの負荷が高い状態が続きます。よって、エアコンの消費電力が高い状態が続き、電気代も比例します。

マンションや一戸建て住宅、ビルまで、建物の最大の弱点は「窓」。夏は部屋が暑い、冬は部屋が寒い複数の原因の中で、最も大きな割合を占めているのは「窓」です。

夏季、暑い外気熱が室内に流入

夏季、室内の暑さの「約70%」は窓が原因。

太陽光の日射熱が窓ガラスを通して室内に流入します。

日射熱が部屋を暖めるため、エアコンの負荷が高まります。これにより、エアコンの消費電力が高い状態が続き、電気代を押し上げます。

そこで対策として、窓ガラスに「遮熱フィルム」を施工します。

遮熱フィルムが太陽光の日射熱を大幅にカットしてくれるため、室内が涼しく、エアコンの負荷が減少してエアコン効率が向上します。

これは、電気代の節約にも繋がります。

詳細は関連記事をご参照ください。

【関連記事】

冬季、暖かい室内の熱が窓ガラスを通して室外へ流出

冬季、室内の寒さの「約60%」は窓が原因。

冬、エアコン暖房などの暖房器具で暖められた室内の熱が窓から室外へどんどん逃げていきます。イメージとしてはこちら。

急須と茶碗

【急須】エアコン等の暖房器具

【茶碗】建物

【茶碗のひび割れ】窓ガラス

エアコン暖房等で部屋を暖めても、熱が外へどんどん逃げてしまっているのです。

そこで対策として、窓ガラスに「遮熱断熱フィルム」を施工します。

熱貫流率(U値)が低い遮熱断熱フィルムを選ぶことで、暖められた室内の熱が外へ逃げにくくなります。室内が暖かく、エアコンの負荷が減少してエアコン効率が向上します。

これは、電気代の節約にも繋がります。

詳細は関連記事をご参照ください。

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